記録的な猛暑となった2010年の夏、平成の大修理のために大天守が姿を消しつつある姫路城の直ぐ横に、夏の恒例行事となっているお城祭りの協賛事業として青年会議所が中心となって「姫路城の砂像」が造られました。
場所は、お城の東側にある姫山駐車場横の東御屋敷跡公園です。
約1ヶ月かけて制作された砂の模型は高さ約5メートル、幅8メートルという大きさ。使用した砂は約100トンで、鳥取砂丘から運ばれてきた物ということでした。
砂でここまで出来るのかとビックリするほどに、連立天守が細かな部分まで忠実に再現されています。
7月20日に完成した後、8月6日からのお城祭りに合わせて7日には砂像の製作体験やライトアップなどのイベントが行われました。
その後、祭りの終了とともに取り壊される予定でしたが、多くの人が見学に訪れ人気を集めた事から夏休みが終わる31日まで公開延長されました。
9月1日、クレーンで潰され、砂の山に戻っていきました。
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