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工芸菓子「姫路城」

お菓子で作られた姫路城の模型を紹介します。この工芸菓子「姫路城 白鷺の夢」は2008年春に行われたお菓子の祭典、第25回全国菓子大博覧会・兵庫「姫路菓子博2008」の目玉作品の一つでした。

一年の製作期間をかけて、砂糖やゼラチンなど約1,600キログラムで作られました。姫路城大天守は、高さ1・7メートルの大迫力。そのお膝元には約200体の人形による大名行列が練り歩いています。

それに周囲の松の木やシラサギがさらに華やかさを増しています。大名行列の中には有名人を模した人形があることで話題となりました。その一つ、お殿様は志村けんさんのバカ殿様でした。

姫路城 白鷺の夢 お菓子の姫路城 バカ殿様

姫路市役所北別館で無料公開

ここで紹介している写真はひめじ菓子博が閉幕したあと、姫路市役所北別館(アンドーネ)で無料公開されているのを撮影したものです(2008.11)。大きなガラスケースに納められて展示されています。この場所に移されてからも毎日見学者が訪れる人気ぶりだそうです。

お菓子で出来ている事からいつまで保存展示されるか定かではないようですが、機会があれば、一見の価値があると思います。

追記:

姫路菓子博2008

姫路菓子博の開催期間は2008年4月18日から5月11日。会場は姫路城周辺。菓子メーカーを中心に全国約2000社から出品された5000点余りのお菓子が展示されました。マスコットキャラクターは「ひめか」、広報宣伝局長は松浦亜弥さんでした。

入場料金は、当日券/大人2000円、シニア1600円、高校生1400円、中学生800円、小学生以下無料。

菓子博期間中は予測を大きく上回る観客で大混雑が続き、施設への入城待ち時間が長い、ゆっくり観覧できないなど不満が多く出ました。閉幕後の無料展示が行われる理由の一つが、期間中の不満に対応したものです。

姫路菓子博2008

砂像 2010

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