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明珍火箸風鈴

姫路の代表的な伝統工芸品として明珍火箸(みょうちんひばし)は広く知られています。明珍火箸は、平安時代から続く甲冑師の明珍家が千利休に依頼されて茶室用の火箸として作られたのが始まりです。

火箸は炭火を取り扱うために作られた金属製の箸です。現在は需要が少なくなった火箸ですが、明珍火箸は打ち合わせると澄んだ音色と余韻が楽しめることから、明珍火箸を4本組み合わせた風鈴やドアチャイムとして作られています。

風鈴やドアチャイムは明珍家52代宗理(むねみち)さんが考案されました。その制作の拠点となる明珍本舗は姫路城の北部にあります。現物が観光案内所に展示してあるので、いちど音色を聞いてみるのも良いかと思います。


明珍火箸風鈴

明珍火箸風鈴は手作りのため数量に限界があり、あまり多くの場所で販売されていません。特に夏場は注文が集中して通販でも手に入り難くなります。姫路城売店でも取り扱っているようです。

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あと、オークションに出品してあるのも見かけます。

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