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手柄山と名古山

手柄山

姫路城の南西3キロほどのところにあるこの山は、標高は約50メートルです。姫路バイパスの中地ランプのすぐ北になります。近くにプールや野球場などもあり、周辺は手柄山中央公園として整備されています。

世界遺産姫路城十景に選ばれている手柄山からのながめは、東西に走る新幹線を挟んで姫路の街を一望できます。

手柄山から観る姫路城

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この山は昭和41年に開催された姫路大博覧会の会場のひとつでした。その際に建てられた西洋の古城風建物のスリラー塔とロックガーデン、水が流れていない人工滝や回転展望台と言った少しユニークな物があります。

当時、姫路駅〜手柄山の間で運行されていた姫路モノレールの駅舎跡も残っていて、そこを改修して平成23年の春から手柄山交流ステーションとしてオープンしました。現存するモノレールの車両も公開されています。


スリラー塔

回転展望台

また、山頂にはウミガメの飼育で知られている水族館が有ります。見るだけでなくて実際に触れて楽しめる体験型展示も人気があります。ここの歴史は長いですが、平成23年7月に交流ステーション内に新館を開設するなどして新しく生まれ変わりました。

さらに、かつて市民プールだった場所で今もその名残があるふれあいの丘や、ちぎり橋を渡って行く南山の温室植物園など見どころが多い公園です。

山頂には太平洋戦争戦没者慰霊塔がそびえ立っていて、平和資料館があります。


慰霊塔

名古山

姫路城の西約1キロのところにある名古山は、山と言うよりはなだらかな丘です。その殆どが霊園ですが、頂上に建つ仏舎利塔は観光スポットになっています。

塔内にはインドから贈られたという仏舎利が安置してあり、その外観も内部も東南アジアをイメージさせる造りで、ここだけ周りとは違う異国の雰囲気です。また、その周辺は、市内にある桜の名所のひとつです。

国道2号線から名古山に向かって北上すると、大きな地球儀のオブジェを配した噴水池が見えてきます。そのすぐ北側の、中央に水が流れる石段を登った場所が高台公園として整備され周囲を一望出来ます。

ここからの眺めも十景に選ばれていて、それを示す案内の石碑が設置してあります。下の写真は2010年4月に撮影したもので、天守の横には工事用のクレーンが見えます。

名古山から観る姫路城 地球儀

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