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姫路城天守閣までの道

JR姫路駅前から見る姫路城

姫路城はJR姫路駅から北の方角、小高い丘「姫山」にそびえ建っているので、駅前からも目にすることができます。

そこから姫路城への最初の入り口となる大手門前まで、徒歩約15分です。

その途中、姫路城情報センターに寄って観光絵図を手に入れると、迷うことなく見学できると思います。

大手門前 大手門

三の丸広場

真新しい桜門橋を渡って大手門をくぐると三の丸広場です。そして、正面に姫路城の堂々たる姿を拝むことができます。この場所からの眺めは世界遺産姫路城十景のひとつに選ばれています。

世界遺産姫路城 石碑 姫路城 三の丸広場

また、門をくぐってすぐの場所には名前が刻まれた大きな石碑もおいてあり、写真の人気撮影ポイントです。

三の丸広場は周囲に桜の木が植えられた面積約1万4,500uの広場で、季節ごとにさまざまなイベントも行われます。

三の丸広場から見る姫路城 料金ゲート付近から観る天守閣

その広い広場を通り抜けるとようやく正面登閣口(料金ゲート)に到着。ここから天守閣はすぐ目の前に見えますが、さらに多くの門をくぐりながら歩くことになります。

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売店

売店

ゲートに向かって歩いていると左手に土産物屋があります。その窓ガラスには販売している商品のPRポスターが沢山貼ってあります。

右の写真を撮影した時はゆるキャラ「しろまるひめ」の関連グッズが多く宣伝してあり、地元名産品の明珍火箸の文字も見えます。グリコ17アイスの自販機も設置されています。売店はこの他に料金ゲート横にも有ります。

旧西大柱

旧西大柱

入城ゲート近くに大きな2本の柱が横たわって展示してあります。これは築城から350年にわたって天守閣を支えてきた西大柱です。昭和の大修理の祭に一部が腐っている事が分かり取り替えられました。

この旧西大柱は1本材ではなく2本継ぎだったようです。案内板にその寸法が記載してありました。総長24.7m(上柱の長さ12.4m、下柱の長さ14.5m、継手長さ2.2m)。根元の太さ横幅95.4cm奥行幅75cm、末径54cm角、総重量約6トン。

天守の庭

天守の庭

同じく入城ゲート近くに大小の石を並べただけの広い場所があります。

これは築城以来天守を支えてきた礎石の配置を再現したものです。昭和の大修理の祭にこれらの礎石から現在の鉄筋コンクリートの基礎に変更されたようです。

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姫路城入城

三国堀と天守

入城料金を払って最初の門「菱の門」をくぐると、三国堀の向こうに天守閣を望む事ができます。人気の記念撮影ポイントです。

そこから観光コースは西の丸を観た後に天守閣を巡るコースと、天守閣に直行するコースに分かれます。どちらでもいいと思います。もちろん、天守閣直行コースの後に西の丸に行くこともできます。

姫路城は三の丸から天守閣の周りを左巻きの渦巻き状に回って姫山を上っていきます。途中、すぐ横にあるはずの天守閣が見えなくなる場所もあって、自分が今どのあたりに居るの?と一瞬思うこともあるかもしれません。迷わないように下の写真のような案内板が設置されています。

姫路城案内図 案内板

天守閣までの近道もあります。東門登閣口から入ると天守閣はすぐ目の前です。がしかし、姫山を直線的に登る事になるので急な登りの石段が続きます。

8ヶ所の門

直行コースだと、「いの門」から始まって「ろの門」、「はの門」と進んで、計8ヶ所の門をくぐっていきます。途中には、天井の低い門や段差の高い石の階段を上ったりしてようやく本丸、天守閣の正面に到達します。

いの門 ほの門

綺麗に見える場所

天守閣が綺麗に見える場所

にの門からほの門へ向かう途中の西北腰曲輪から天守を見上げると、大天守と乾-西小天守が重なり合って見えます。

はの門に向かう坂

将軍坂

緩やかな石段と狭間が設けられた南方土塀がはの門に向かって伸び、その先に天守が見えるこの場所は映画やテレビの時代劇に何度も使われています。

特に松平健さん主演の「暴れん坊将軍」の影響で将軍坂と呼ばれるようになったようです。他にどのような作品に使用されたのかは時代劇ロケ地資料が参考になります。

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